第10回:古くても、価値は落ちない

新車で買った車。
毎月のローンをコツコツ払い続け、ようやく完済。
その瞬間から、その車は利益率の高い資産になる。
減価償却は進んでも、現場ではまだまだ現役。
この感覚、物流業に携わる者なら誰もがわかるはずだ。

利益率の高い車とは何か?

ローンが終わった車は、固定費がかからない。
保険とメンテナンスだけで走り続ける。
つまり、売上に対してのコストがぐっと下がる。
この状態こそ、利益率が高い車の定義だ。

だが、それは単なる数字の話ではない。
大切に乗ってきたからこそ、価値が残る。
粗雑に扱えば、ローンが終わっても修理費がかさむ。
つまり、利益率の高さは乗り手の姿勢の反映でもある。

古い車に宿る“現場の魂”

新車は確かに気持ちがいい。
だが、古い車には歴史がある。
何度も現場を走り、何度も荷物を運び、何度も困難を乗り越えてきた。
その車には、現場の空気と記憶が染みついている。

そうした車は「現場の同志」と呼べる。
古くても、丁寧に乗る。
それは、モノへの敬意であり、仕事への誠意だ。

「物に宿る心を見よ」
新しいものに飛びつくよりも、使い切ることに価値を見出す。
それは、誠意と覚悟の表れだ。

経営者としての視点——使い切る文化を育てる

新車を導入することも大切。
だがそれ以上に、使い切る文化を育てることが経営者の役割だ。
ローンが終わった車を、誇りを持って乗る社員。
その姿勢が、会社の利益を生み、ブランドをつくる。

今後もこのブログを通して、日々の気づきや想い、仕事に込めるこだわりなどを発信していきます。
なお、センチュリオンロジスティクスでは、一緒に働く仲間を随時募集中です。
価値観を共有し、挑戦を楽しめる方との出会いを、心より楽しみにしております。
ご興味のある方は、ぜひホームページの採用フォームからご応募ください。